いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第105回全国高校野球選手権大会 第9日

本降りになる前に終わって良かった。


第一試合
鳥栖工(佐賀) 1-3 日大三(西東京)

日大三エース安田が2回途中から緊急登板もその力を十分に発揮。3回以降鳥栖工にチャンスらしいチャンスを作らせず、7回1/3無失点でチームを勝利に導いた。
鳥栖工は二投手が12安打打たれながらも3失点で粘り、狙い通りの後半勝負の接戦に持ち込んだのは良かったが、打線が安田のチェンジアップに手も足も出なかった。
日大三としては安田が予定以上に投げてしまったのと、先発したが二年生投手が今後使い難くなったのが誤算か。



第二試合
市和歌山(和歌山) 1-11 神村学園(鹿児島)

初回からチャンスを確実にものにしていった神村学園が大勝。
神村学園はランナーを出した回は毎回得点。チャンスでの集中力には目を見張るものがある。
そのチャンスに強い神村学園に対し市和歌山は9四死球と自滅。主力投手の負担軽減のために登板した先発と二番手がまるで振るわず、序盤でほぼ試合が決まってしまった。
複数投手で継投が当たり前になった高校野球だが、登板した全員が本来の力を発揮するのは難しい。継投の難しさを考えさせる試合だった。ただまあ、市和歌山の監督は堪え性がなさすぎだと思うけどw



第三試合
浜松開誠館(静岡) 2-3x 北海(南北海道)

北海が9回サヨナラでベスト16へ。後半はずっと押し気味に進めていた北海が押し切った。
北海はこれで二試合連続サヨナラ勝ち。打線の試合後半の粘りと集中力は見事。また初戦では失敗したが、今日はコロコロ投手を代えて相手打線の目先を変える作戦が功を奏した。
浜松開誠館は「打てなかった」の一言に尽きる。初戦逆転HRの新妻他、力んでいる選手が多いように見えた。
5点取られても6点7点取って勝つチームなので3失点は上出来。ただ7回の先発広崎の守備での連続ミスはもったいなかった。