いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第105回全国高校野球選手権大会 第11日

本格的に仕事再開のため、今後はラジオがメインになります。


第一試合
仙台育英(宮城) 4-3 履正社(大阪)

事実上の決勝戦仙台育英が競り勝った。
仙台育英は先発湯田は四球が多く、守りでは4エラー。打線も中軸が打てずと決していい状態ではなかったが、それでも勝った。これだけ隙を見せても勝てるのは地力の差があったということだろう。決勝点は4番送りバントからの5番スクイズ。中軸でも小技で仕事ができるあたり鍛えられている。
履正社は王者相手に善戦したがあと一歩及ばず。中軸が振るわなかったことと、試合展開としては仙台育英の守備が急にバタついた3回に1点しか取れなかったのが痛かった。
これは9割以上優勝決まりかな。他に勝てそうなチームが見当たらない。



第二試合
智弁学園(奈良) 2-5 花巻東(岩手)

花巻東がランナーは出るのに点は入らない焦れた試合を制してベスト8へ。
花巻東は背番号16先発葛西の予想以上の好投。これに尽きる。奪三振たった1で9回1アウトまでを2失点。味方が残塁だらけでいつ相手に流れがいってもおかしくない状況の中、強打の智弁学園打線をのらりくらりとかわし続けた。
智弁学園はエラーが失点に繋がってしまったが、後半流れを呼び込めなかった原因……か?
花巻東は毎試合出るランナーに反して不思議にロースコアになる謎チーム。これは堅守拙攻といえばいいのだろうか? 強いのか弱いのか分からんw



第三試合
おかやま山陽(岡山) 7-2 日大三(西東京)

二度あることは三度ある、日大キラーおかやま山陽降臨。投打で上回って快勝した。
おかやま山陽は投げては控え2投手で2失点。打っては13安打7得点。エースは調整?の最後の打者だけで温存し、次戦を見据えた強者の勝ち方。不安材料はエラーが多かったことくらい。こう言っては失礼だが、こんなに強いとは思わなかった。
日大三はエース安田が大誤算。監督も良い時の幻影を見てしまったのだろうか、明らかに調子が悪いのに何故か5回まで引っ張って傷口を広げ6失点。ワンチャンスで逆転できる点差ではなくなってしまった。



第四試合
神村学園(鹿児島) 10-4 北海(南北海道)

初回からリードを広げた神村学園が快勝。
今日も神村学園打線の集中力は凄かった。チャンスとみるや連打連打で複数得点。今日は足も絡めて卒のない攻めを見せつけた。
逆転の北海もここまで点差が離れてしまうと、どうにもならなかった。結果論だが、後ろに何人も投手が居るだけにエース岡田を4回まで引っ張ったのが失敗だった。
神村学園は打つ方だけなら仙台育英に対抗できそうなんだけど、如何せん投手力がね(^^;

負けたけど、北海の熊谷君は本当にいい選手だった。同じファーストならパワーでも野球センスでも二年生から騒がれている真壁や佐倉より全然いい選手だと思う。佐々木君は甲子園では単打製造フォームになってるから、よくわからん。ただ魅力はない。