いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第105回全国高校野球選手権大会 第13日

マチュアなので審判を批判することはしないが、二試合ともジャッジで試合の景色が変わってしまった気がしてならないのは残念だ。


第一試合
仙台育英(宮城) 6-2 神村学園(鹿児島)

仙台育英が二連覇に向けて順当に決勝へ。
勝負の分かれ目は1-1の同点で迎えた3回。仙台育英が4番斎藤のセーフティスクイズで勝ち越すと、ヒットとワイルドピッチでもう1点。そして6番鈴木のツーランでトドメ。
ラジオで聞いていただけなので、その時は「あーやっぱり強いなー」としか思わなかっただけど、ハイライトを見たら勝ち越しスクイズはほぼ間違いなくホームタッチアウトだね。その後明らかに神村学園バッテリーががっくりしている。
ここまでほとんど打たれてこなかった神村学園黒木の魔球スライダーを打って追加点を重ねた仙台育英と、6回から登板の湯田をまるで打てなかった神村学園。実力差ははっきりしていたので勝敗が変わったとは思わないが、あれがなければもっと接戦になっていたのになと思うとモヤっとする。



第二試合
慶応(神奈川) 2-0 土浦日大(茨城)

慶応の二年生エース小宅が大活躍。投げては7安打完封、打っては先制タイムリーでチームを決勝に導いた。
ストライクゾーンが広すぎた。
しっかり画面で視ていたのは昼休み時間帯だけだが、それでもそんなところストライク取られたらバッターはどうしようもないと思うこと多数。まあ、高校野球ではよくいるタイプの球審ではあるし、明らかにどちらかを贔屓していたということもないので、条件は同じではあるのだが。ただ、細かいコントロールより球威やキレで勝負するタイプの土浦日大の二投手より、コントロールの良い慶応小宅の方に有利に働いたことは確か。
解説と土浦の監督がロースコアに驚いていたが、そら(これだけストライクゾーンが広ければ)そうよ、としか。
自分に有利な審判を引き当てた慶応の方が運が良かった。運は優勝するには絶対に必要な要素。