いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第96回選抜高等学校野球大会 第10日

第1試合
星稜(石川) 4-5 健大高崎(群馬)

健大高崎が逆転で初めての決勝進出。
健大高崎は左腕エース佐藤が左手の血豆で先発回避のアクシデント、代わりに先発した右腕石垣は調子が今一つで7回4失点。そんなWエースの不調を打線がカバーした。チャンスこそ相手より少なかったが、そのチャンスを長打でものにして効率よく得点を重ねたのが最大の勝因。
星稜としては中盤までは主導権を握っていた試合だったのだが。
得点を取った後のチャンス逃し、6回追加点のチャンスを逃しと攻めあぐねているうちに流れが変わってしまった。あと外野の落球はダメだ。内野のエラーより投手の心理的ダメージが大きい。



第2試合
中央学院(千葉) 2-4 報徳学園(兵庫)

報徳学園が粘る中央学院を振り切って二年連続決勝へ。
報徳学園にソツなし。今大会は飛ばないバットと外野の前進守備で1イニング2安打以上しても点が入らないケースが非常に多い中、報徳学園は今日も一昨日も複数安打の回は必ず得点している。チャンスでの集中力と次の塁への意識の高さが素晴らしい。
中央学院は打線のエンジンがかかるのが遅かったか。最終的には安打数は追い付き、最後は一打同点の場面まで持っていったが、試合内容はずっと報徳ペースだった印象。
ところで8回の1点、本当にホームベースに触れてる? ハイライトでは次の打者が邪魔で見えないが、手の長さからいって届かないような(^^;



というわけで、
決勝は健大高崎(群馬)-報徳学園(兵庫)のカードに。
勝負の鍵は健大高崎の佐藤くんがどれだけ投げられるかだろう。