いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



2021-06-08から1日間の記事一覧

「黒牢城」米澤穂信(角川書店)

信長を裏切った荒木村重と幽閉される黒田官兵衛。 四面楚歌の有岡城で、二人の推理が歴史を動かす。「おぬしならばこの曲事を溶ける」 本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄…

Seed新米隊員の日記 その15

夏24日 晴れ 気付くと見覚えがない天井が見え、ベッドだけのガランとした部屋にいた。どうやらルーカス神の家らしい。元空き家とはいえ、本当に何もない寝るだけの家なんですね、神。そういえば、俺はどうしてここに? そういえば昨日歌が聞こえて……神の歌に…