いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ゼロヨンイチナナ

ゼロヨンイチナナ (MF文庫J)

ゼロヨンイチナナ (MF文庫J)

[―あなたはどうですか?「他人に言っても信じてもらえない悩みのある人」「世界に愛する現実が見つからない人」「この際どうなっても構わない人」―0416で解決するかもしれません。チャレンジする人はこちらまで。04事務所代表・岸本めぐみ]陸上部所属の元気な高校1年生・岸本めぐみとミステリー好きの級友・通称「明智」、二人に救ってもらった相川美緒の三人は、奇妙な事件を解決する「ゼロヨン事務所」を開設した。その矢先、夏休みの初日に明智は街で気さくに話しかけてきたお姉さんと仲良くなってしまい舞い上がるのだが……。ほんのり切ない都市伝説ミステリーシリーズ第二弾!


不思議な部分も最後に入ってるけど、基本的には明智の恋の話。
ちょっと陰のある少女とそれに対する少年の心情を書くのが本当に上手い!
ゼロヨンイチロクに比べると大分毒気が抜けたというか、同作家の嘘シリーズに近い雰囲気。
イチロクは敵の姿形が無いことが怖さの要因だったので、敵に姿がある今回はあまり怖さはない。
どちらかというとイチロクよりこっちの方が好き。
今回のヒロインの雪葉が(イラストを含め)とても可愛かっただけに、(おそらく)今回だけのゲストキャラだったのが非常に残念(´・ω・`)