いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ラブ・ゆう (ラブ・ゆうシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

ラブ★ゆう七月隆文スーパーダッシュ文庫
オンライン書店ビーケーワン:ラブ★ゆう

高校生・神田俊が、RPGをしながら「女勇者ロザリーが本当にいたらいいな」と空想したとたん、画面からロザリーが出てきてしまった。タンスを開け、壺を割り、危険には剣を振り回すロザリーは、俊のことを婚約者だと勘違い。俊を幸せにするべく大騒動を巻き起こす! 学校を牛耳るツンデレお嬢様・撫子や、俊の“お姉ちゃん”みことも加わり繰り広げる、スラップスティックラブ・コメディ!

レベル99でかしこさ40の女勇者と普通の高校生のわりと非日常なラブコメ


設定はおバカで面白く、所々にあるRPGの小ネタは笑えるが全体的にみると・・・う〜ん。
かしこさ40の設定が失敗だったんでは?と思うほどロザリーが極度の世間知らずではなく、ただのバカに見える事がしばしば。鼻血設定もない方が良かった。
ライバルであるお姉ちゃんキャラのみこととツンデレお嬢様の撫子もあまりにベタ過ぎでなんのひねりもない。キャラに魅力があれば、展開に多少無理があっても楽しめたんだろうけど・・・
一番印象に残ったのが「ニートになっちゃう!!」なのが、この作品を物語っているような気も(他はあまり記憶に残らなかった(^^; )