いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)

とらドラ6!」竹宮ゆゆこ電撃文庫
とらドラ 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)

文化祭以後、少し距離が縮まったような竜児と実乃梨。一方、学校内には大河と北村が付き合っているという噂が流れる。そんな中、迫る生徒会長選挙でも本命と目される北村は突然……グレた。
それに対して、突き放すような態度をとる現・生徒会長のすみれ兄貴。やたらと攻撃的な幼馴染の亜美。心労で老けていく独身。
竜児と大河は北村がグレた原因を突き止め、立ち直らせようと奮闘するが……。すべてが白日のもとにさらされたとき、大河がとる選択は?。
波乱ぶくみの超弩級ブコメ第6弾!

すみれ兄貴の神々しさに思わず画像をでかくしてしまったw


うをぉーっ アニキ―――!!!
個人的には兄貴の神々しい表紙と最後の本音の叫びだけでも満足なのだけど、内容が神懸かっていた。
ほとばしる青春、冴え渡る竹ゆゆ節。これはやヴぁい!
ブコメのラブ部分は、グレた北村を筆頭に大河も実乃梨もいつもは静かな竜児までみんな暴走しすぎ。とにかくキャラがよく動く。終盤は男を見せる北村に流血バトル、そしてラストの亜美によって投下される爆弾でテンション上がりまくり。
コメ部分は竹ゆゆテイスト全開。小ネタや物事の表現の仕方が一々面白い。恋ヶ窪先生の扱いといったらもう。哀れすぎて笑いしか出ないw
この流れだと次は実乃梨を中心に一波乱ありそうか? 実乃梨の照れ隠し暴走に拍車がかかりそう。楽しみ楽しみ。