いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



4月、それは―――××××

昨日はこれのおまけ(左下にあるやつ)を読了。
電撃文庫MAGAZINE (マガジン) 2009年 05月号 [雑誌]
テーマが「4月、それは――」で電撃の作家、絵師達が作品を寄せたアンソロジー
作家たちには使わなくてはいけないキーワード「サクラ・秘密・ぶっちぎり・初めて・プヨプヨ」が与えられている。


ピンク色で明るい絵師先生方の作品を見つつ、わくわくした気持ちで読み始めたわけですが・・・


なんでこんなに黒いの!?


テーマは四月じゃなくて死月と言われても信じるレベルで、黒く後味が悪い話ばかり。
柴村先生あとがき曰く「春らしく陽気に!」という作品は皆無で、前向きでいい話を書いた鈴木、柴村両氏の作品ですら浮いているという惨状。
作家先生たちは4月に何か恨みでも? それとも新学年に入ったばかりの中高生を鬱にしたいのか?w


おまけなのに280頁の大ボリュームは嬉しいが、この読後感の悪さはいただけない。