いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ゴースト・ライト (一迅社文庫)

「ゴースト・ライト」森野一角(一迅社文庫
ゴースト・ライト (一迅社文庫)

如月光は、「霊が見え、かつそれを実体化させることができる」というオカルト系能力を持つが、平穏な生活を求める高校生。
平穏を手に入れるために転校したはずが、なぜか光を敵視する魔術少女・真夜に付け狙われたり、オカルト研究会に引きずり込まれたりとトラブル続き。
光の運命やいかに……!?


う〜ん、中盤まではワクワク感があったんだけどなぁ。
序盤、与えられる情報の少なさとサカエのあまりの押しの強さに辟易していたのだが、真夜(ヒロイン)が出ていてからは違った。彼女によって見えてくる世界観と光と真夜の魔術バトルで盛り上がり始める。
さあ、光(主人公)の命を狙う敵との本格的な魔術バトルが開幕!と思ったら・・・あれー?
光や真夜の過去や能力の設定は壮大なのに、やってることが部活のオカルト研究会ってアンバランス過ぎやしませんか? それに2度のピンチを光が気を失った後どう切り抜けたか結局分からずじまい。御陵部長が黒幕で彼の掌の上で踊らされてる事を表現するためにわざとぼかしてあるのかと思っていたのに・・・。
結局、魔術バトルがしたかったのか楽しく部活動をしたかったのか、、、う〜ん。