いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



くじびき勇者さま10番札 誰が神の御使いよ!? (HJ文庫)

くじびき勇者さま 10番札 誰が神の御使いよ!?」清水文化(HJ文庫)
くじびき勇者さま10番札 誰が神の御使いよ!? (HJ文庫 し 2-1-10)

西大陸のドラゴンとの交戦状態となった東大陸の王国連合帝国。帝都サクラスでは新大司教に戦争における全権を託された聖女メイベルが頭を悩ませていた。西大陸に侵攻するにあたり大量の軍を送るにはどうすれば良いか。メイベルがたどり着いた衝撃の策とは?
クライマックスに向かって大きく動く人気シリーズ10巻目。


毎度お馴染み薀蓄小説。
戦時中でもゆる〜い空気はいつもどおり。というか、戦争は連戦連勝だったのであまり印象が(^^;
そんなことよりも、やっぱり技術革新に目が行く。
相変わらず進歩が早い早い。
特に航空機関係の躍進は凄まじい。早くも音速越えとか・・・ナバル、耳よりも身体は大丈夫か?
でも今回の目玉は氷山船。5kmて。船というより島じゃない。おが屑の量は?とか航行中の亀裂防止が厳しそうとか色々あるけど、本当にこのスケールで出来たら壮観だろうなー。
なんにせよ、机上の空論は楽しい。
それと忘れちゃいけないのが、今回のメインイベント?のメイベルさん、ナバルくんのご両親に挨拶するの巻。家訪問。
うん、やっぱりラブコメ要員になった時のメイベルは可愛い。
かなりはっちゃけた御対面も面白かったけど、落ち着いてからのお義母さん(気が早いw)の言葉が印象的。「理由が出てくるうちは、ホントの好きではない」か。いい言葉だ、沁みる。
そして親公認キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
あらすじの「クライマックスに向かって」から察するに結婚式エンドに向かって着々と進行していると思っていいんですね(いいのか? 作者とナバルの性格を考えるとこの先も甘い展開にはなりそうもないけど、可愛いメイベルが見られるだけで満足なので、ひとつよろしくお願いしますw
次はメイベル暗殺計画?