いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第91回全国高校野球選手権大会 第4日

第1試合
倉敷商(岡山) 2−8 東北(宮城)


序盤で勝負が決まった。
倉敷商のエース岡は全体的に球が高く初回から痛打されていたが、2回は5安打に加え、自らのフィルダースチョイスでピンチを広げ四球も3つと、まさに一人相撲で6失点。
直後の三回表、倉敷商は1アウト満塁のチャンスを作るも併殺打で無得点。逆にその裏に東北が2アウトランナーなしから追加点を入れて試合の流れが決まった。
東北は後半に控え投手にマウンドを経験させる余裕も見せた。


第2試合
日大三西東京) 2−0 徳島北(徳島)


まさかのロースコアゲーム
それにしても締まらない試合だった。
両チーム合わせてエラー7つ、しかもその貰ったチャンスを生かせたのは日大三の4回のみというお粗末な内容。
誉められるのは両チームの投手のみ。日大三の関谷は味方に足を引っ張られながらも粘って4安打完封。
徳島北の阪本もチーム打率.488の強力打線を3安打に抑え、内容では関谷を上回る見事なピッチングを見せたが、その頑張りに味方が全く答えてくれなかった。



第3試合
聖望学園(埼玉) 1−5 都城商(宮崎)


点数差以上に都城商の完勝という印象。
1回聖望学園の先発佐藤が先頭に死球を当てると当てるのを恐れたのかストレートばかりの投球になり、そこを都城商打線が捕まえ一挙4点。3回にもコントロールの定まらない佐藤から1点を取り試合を有利に進める。
一方の都城商新西はいきなりの大量リードで気が楽になったのかスイスイと7回まで1安打ピッチング。8回からは藤本が1点に抑え聖望学園を退けた。(新西は指先を気にしていたから爪でも割れたか?)
都城商は中盤以降攻撃が淡白になってしまったのが課題。



第4試合
熊本工(熊本) 4−5x 三重(三重)
(延長10回)


初回だけなら両チーム共に先発も守備もボロボロでどんな試合になるかと思ったが、3回熊本工のエース月田が立ち直り、三重が2番手牧田にスイッチしてから一転して締まった好ゲームに。
試合は9回裏に脅威の粘りを見せた三重に軍配。9回のライト、10回のショートのファインプレーが勝因か。熊本工は9回、10回の失点シーンの外野手の守備位置に少し疑問が残る。1点も取られてはいけない場面ではもう少し前だと思うのだが。