いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕は友達が少ない」平坂読(MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)
僕は友達が少ない (MF文庫 J ひ 2-19)

学校で浮いている羽瀬川小鷹は、いつも不機嫌そうな少女・三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ……)」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて――。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか? アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生!


平坂先生の新シリーズは友達が出来ない残念な人たちが集う部活「隣人部」の物語。
部室でワイワイでネタいっぱい、「ラノベ部」とやってることは大して変わっていないという。
というかさ、それもうすでに友達だから。何だかんだで学園生活も楽しそうだし、傍目から見ると残念さが微塵も感じられず羨ましい限りなのだが。
まあ強いて言えば恋愛っ気がないのが彼らの言う「残念」なところで、ラノベ部とのちg・・・ってあれ? なんなの最後のこのフラグ立て。
十分じゃなくて十二分にリア充じゃないか!ちくしょー――――!!w
そんな不良が美少女二人を侍らすお話(違wは、他にも邪気眼妹や男の娘など濃いキャラ満載、ネタ満載。やりたい放題でめっちゃ笑った、面白かった。
フラグの行方は?と幼女先生とマッドサイエンティスト登場?な次回も楽しみ。
ちなみに私は夜空派です。


〜凶悪“ギャルゲヱの世界へようこそ”の件〜
章の名前がすでにアレなのだが中身に恐ろしい爆弾が。
汚い。その名前は汚い。
リアルに吹いて咳き込んだ。
他にいくつも仕込んであったネタも全て吹きとんだよw


〜どうでもいいけど〜
聖剣の刀鍛冶」のパロは何でエロゲになる運命なんだろうw