いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ6」鈴木大輔(MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6 (MF文庫J)
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 6 (MF文庫 J す 5-6)

那須原アナスタシアは悩んでいた。「どちらがよりマシな選択なのかしらね――昨日から穿いたままのパンツで学校へ行くのと、いっそパンツを穿かずに学校へ行くのと」 そんなアナスタシアの心の動揺に気づくのはただひとり、秋子のみ。いつものように彼女に憎まれ口をたたきながら、アナスタシアはふと思い出す。六年前に出会った、誰より可憐で愛らしく、だけどその美貌をわずかに翳らせた転校生、有栖川秋子の姿を。――聖リリアナ学園において「八十二期の二輪差し」と謳われる二人の少女の馴れ初めが、いま明かされる! 大人気ブラコン妹ラブコメ、在りし日の想いをつむぐ第6巻! その他にもエピソードてんこ盛りでお届けします!


兄妹のじゃれ合いや寮での他愛無い出来事、アナスタシア目線の話といつもとちょっと趣が違う、いつも通り話が進まない短編集。
総評は一言「銀ちゃん分が足りない!」



姫小路兄妹の日常1
内容:兄妹でしりとり
仲が良いなー(棒)
接続詞多いなー(笑)



姫小路秋人もただ一方的にモテるわけではない
内容:女性陣による秋人に対する愚痴り大会
nknkkwsk……じゃなかった、弄られてる銀ちゃんかわいい。
ぶっちゃけどれも惚気に聞こえるのは気のせいですか?



姫小路兄妹の日常2
内容:兄妹で図鑑を使ったゲーム
仲が良いなー(棒)
勝負にこだわらなければ、秋子にとってこれまでで最も秋人にデレてもらえた時間なのでは?



僕らとメガネとコンテスト
内容:誰が一番メガネが似合うか
銀ちゃん、台詞は良かったけどメガネはイマイチだったなぁ。
結果は当然出来レース……って、あれ!!?



那須原アナスタシア
内容:アナスタシア視点での秋子の出会いから現在まで。
素直じゃないとは思ってたけどここまでか!
アナスタシアの秋子への気持ちが微笑ましいというかこそばゆいというか。なにはともあれいい話だった。



次回はあとがきで予告された銀ちゃんの過去&メガネコンテストのご褒美に期待。