いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界のんびり農家02」内藤騎之介(KADOKAWA/enterbrain)

「新しい村をつくって、村人を集めよう」
村の安定のために、新しい村づくりを決めた村長・火楽(ヒラク)。たちまちケンタウロスミノタウロスなどの異種族移民が現れて……みるみるうちに農村『大樹の村』の周辺は賑やかさを増していく!!
異世界を『万能農具』で切り拓く、ほのぼのスローライフ・ファンタジー第二弾!!


住人が着々と増え、村の武闘会という名の世界最強決定戦もあるよ!な第2巻。
2巻からは異世界の農村の発展をのんびり眺める物語が本格的にスタート。普通なら盛り上がりと悲喜交々を生みそうな武闘会も村長視点の日記風観戦記では緊張感や迫力はさほどなく、いつものほんわかムード。さすが火楽村長、この空気感に癒されます。
2巻の注目はキャラデザ。個人的には結構イメージと違った。
ハクレンはもっと髪が長いイメージだった。逆にフラウはショートカットのイメージ(スポーツ系の部活のエース風という紹介だったので)
キャラデザで株が上がったのが獣人族のセナ。ケモ耳がカワイイ。思っていたよりロリ寄りだけど、それがケモ耳にベストマッチ。
それとイグ。というかニュニュダフネ族。切り株の顔、それはズルい。
書き下ろしパートで気になったのは、農業神視点。女性の方だったのですね。それと出て来る度にポンコツさ加減を増していく創造神。ダメだこの神、早くn……もう手遅れか。