いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界のんびり農家06」内藤騎之介(KADOKAWA/enterbrain)

村に迷い込んでやってきた子狐。
その子狐を追いかけてきた母狐。
子狐はすんなりと村に馴染んだものの、母狐は村を支配すると乗り出した・・・が、すぐにヒラクに降参。
相手が少し悪かったものの、九尾狐(ナインテール・フォックス)の本気は見られるのか…!?
新たな住人を増やしつつ、大樹の村はどんどんと拡張! 拡張を超えて、なんと、魔王国にまで進出!
シリーズ累計【80万部突破】のスローライフ・ファンタジー必見!!


猫だ!狐だ!もちろん犬(狼)と蜘蛛もいるよ!な第6巻。
ビッグルーフ・シャシャートの件も落ち着いて、大樹の村での日常シーンが多い今回。これでこそこのシリーズ。このまったり感、癒されますなぁ。
そして、そののんびりムードに貢献していたのが動物たち。
子猫たち、純粋に可愛い。存在が天使だからミカエル他でも名前負けはしていないと思うのだが。
子狐ヒトエ、ダメな子可愛い。実際にクロの子や蜘蛛たちと戦って泣かされるところを見てみたい(ゲス顔)
子蜘蛛たち、有能可愛い。突然変異種アラコは母を脅かすヒロイン力を得ることが出来るのか。今後に期待。
クロさん、やきもち可愛い。相変わらず子供たちや妻よりヒロインしてる。
また、今回は久しぶりに書き下ろしが多めだったのが嬉しい。
その中でお気に入りは、ヒトエにご執心の鬼人族メイドの話。ヨウコに意見できるとは流石鬼人族、剛の者だ。村長の子育て事情が垣間見えてニヤリ。
あと多かったのは神たちの話。
猫さん完全に被害者じゃないですか。しかしこの世界、マジでロクな神がいねーな……。