いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「異世界転移、地雷付き。6」いつきみずほ(ドラゴンノベルス)

新たな収入源確保のため、高級木材を家具屋に販売することにしたナオたち。しかし、その木材を調達できる場所に行くには、モンスターが闊歩する危険な森を通っていかなければならない。ナオたちは培ったチームワークでミッションを成し遂げられることができるのか? 水辺へバカンス、新たな仲間を交えてのソース作りと品評会、新たな探検・・・・異世界でのスローライフを、これでもかと満喫しまくる第6弾! ファンなら絶対に読みたいサイドストーリー、2本も収録!


出ました6巻!
エディスの登場でオリジナル路線だった5巻からストーリーがややweb版路線に戻ってきた感じ。web版既読だと「これまだやってなかったっけ?」ってなる。銘木とかソース作りとかトミーの修行とか。
安全マージンをしっかり取りながら堅実にランクアップして着実に稼いでいく、仲良しパーティーらしい活動が読めてニンマリ。そうそう、この子たちはこうでないと。気心の知れた弄り合いと、度々脱線して無駄に枝葉を広げていく魔法の科学的考察駄弁りがホント好き。まあ、今回は稼ぎ過ぎだった気がしなくもないけれど。
ハイライトはパワーアップしている納涼バカンス。
なんと水着女子倍増! 水着が紺色のアレ一択なので、アエラさんの加入は大正解でしょう。最年長だけどねw でもバニーさんリーヴァには理屈を曲げてでも違うのを着て欲しかった←
サイドストーリーはトミーと翡翠三人娘。
トミーくんは君の日頃の頑張りなら手作りハンバーグの一つや二つねだっても罰は当たらないだろう。三人娘の方は適応力が高くて笑う。メインの5人以上かも。色んな意味で逞しいわ(苦笑) そういえば地雷要素が現地産だけだったな。早く次の町に行かないと。
メインストーリーでゲルグ、ピニング行きフラグが立ったし、サイドストーリーのラストにメインストーリーより先のことが書かれていたので、次があると信じている。