いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回記念選抜高等学校野球大会 第10日

第1試合
作新学院(栃木) 3-12 山梨学院(山梨)

山梨学院が今大会初の二桁得点で完勝。
山梨学院が二回に先制すると続く三回に打者12人の猛攻で7点、早々に勝負を決めた。エース林も大量点に守られ、ヒットは打たれたが無四球で8回を100球以内に収める省エネピッチング。投打ともに上々の状態で準決勝へコマを進めた。
作新学院は投手の不安が一気に出てしまった。いくら打撃自慢のチームでも投手陣がここまで崩れてしまってはどうにもならない。
先発投手の交代がいくらなんでも遅すぎたと思うのだけど。三連続押し出しって……先発の子の今後のメンタルが心配になる。



第2試合
専大松戸(千葉) 2-9 広陵(広島)

広陵が好投手専大松戸平野を攻略して快勝。
2回表に1点先制された広陵だったが、2回裏に6安打の固め打ち、早々と平野をK.O.し打者11人の猛攻で6点で逆転。専大松戸の打線の力を考えると、ここでほぼ勝負が決まった。
平野君は初戦こそ完封だったけど、常葉大菊川が拙攻だっただけでよくヒットを打たれていたし、大会通じて調子は良くなかったように思う。夏に期待したい。



第3試合
大阪桐蔭(大阪) 6-1 東海大菅生(東京)

大阪桐蔭は今大会初の二桁安打で6得点。投げてエース前田が1失点完投。投打が嚙み合って快勝。
と書くと良い様に見えるが、大阪桐蔭の期待値からするとかなり物足りない。前田は無四球なのに134球も投げていてあまり調子がいいようには見えず、打線も会心の当たりと言えるのは五番佐藤のホームランくらいで、当たり損ねの内野安打が多い。まるで強い感じがしないのだけど、ここからエンジンがかかるのだろうか。
東海大菅生は2回無失点に抑えていた先発末吉に代打を出す積極策を見せるも、二番手投手が大誤算。継投はこれがあるから怖い。



第4試合
報徳学園(兵庫) 5x-4 仙台育英(宮城)(延長10回)

報徳2点リードの9回表2アウト。仙台育英の代打がフライを打ち上げ誰もが終わったと思ったその瞬間、センターが凡フライをまさかのバンザイ。草野球でも見ない大失策で仙台育英が息を吹き返し、同点延長タイブレークに。最後は仙台育英にミスもあり、報徳学園が冷や汗いっぱいのサヨナラ勝ち。もっと楽に終わっていたはずなのに。
報徳は今日も二桁安打。本当によく打つがやっぱり攻撃が下手。これはもうほぼほぼ監督の所為だと思うのだが。某太っちょ監督の采配なら昨日も今日も楽勝だっただろう。
それにしてもセンターの子は大戦犯にならなくて良かった。それでも卒業後もずーっと弄られ続けると思うけどw