いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第96回選抜高等学校野球大会 第6日

第1試合
日本航空石川(石川) 0-1 常総学院(茨城)

2日待たされた1回戦最後の試合は常総学院の守り勝ち。
どちらも本当に素晴らしい守備だった。湿った土に濡れて滑る芝のコンディションの中でノーエラーなだけでなく好守備を連発。9回表日本航空石川のショートの横っ飛びグラブトス併殺打成立は1回戦の守備では一番のプレイだろう。
但し、どちらも打てなかった。チャンスになるとビックリするほど前に飛ばない。唯一の得点がノーヒットの1点なのがこの試合を物語っていた。



第2試合
八戸学院光星(青森) 2-3 星稜(石川)

秋の王者が星稜がベスト8一番乗り。
3回表2-2同点後はどちらかと言えば八戸学院光星が優勢だったが、星稜が6回裏のホームタッチアウトのはずが捕手のミットからボールがこぼれるラッキーで勝ち越し。それを最後まで守り切った。
選手個々の能力は八戸学院光星の方が上だったように思うが、まあ監督の差かな。最後盗塁死だし。
こういう負け方するのはいつもは星稜だったのに。監督が代わると変わるもんだ。



第3試合
熊本国府(熊本) 0-3 阿南光(徳島)

阿南光はエース吉岡が14奪三振無四球で完封、打線も5安打ながらチャンスを確実に生かす決定力を見せて快勝した。
熊本国府は由伸フォームの坂井と左の変則サイドスローの植田のリレーが見応えのあるチームで守備は文句なしだったが、打線が貧弱すぎた。二試合連続14三振ではバットが飛ぶ飛ばない以前の問題だ。
阿南光がなかなか強い。エース吉岡君の出来次第だけど、星稜にも勝てそうな気がする。