オールスター
全セ 5-4 全パ
同点=エラー、勝ち越し点=押し出し。中野君と益田君さあ……。
いや、実際そこ以外は普通に盛り上がったんだけど。
今日一番の感想は、
ほとんど見たことなかったけど、平良って本当にいいピッチャーなんだなって。
沖縄の潰れかけの水族館に、アイドルを辞めた女の子が転がり込んでくるお話。
突如不思議ワールドに紛れ込むところを含めて「あまんちゅ」みたい、というか天野作品に近い雰囲気でいい感じ。沖縄と水族館の話なだけあって水の表現が丁寧。
帽子泥棒のパイナップル頭の子はキジムナーなのかな?
わかっちゃう占い師のおb……お姉さんは何故旦那の本性を見抜けなかったんですかね。
「28歳の精神のままだ」という台詞の前後が思春期真っ只中の思考なのは笑う。
無意識でも未来の作品をパクってしまう可能性も、そりゃああるよね。本人がどこまで気にするかではあるが、思った以上に縛りが多いな。
製作の妥協の「仕方ない」を諫めるのは解るけど、機材の借り間違いはそれとは違わね?と思いつつ次回へ。
ところで、ホームで30分しか待たないのなら、さほど田舎ではないのでは?
グラフィティの騒動を通じ、お互いの距離が近づいたヨシとブーディシア。
ヨシの帰国が迫る中、ロンドンから、アイオンにグラフィティを学んだブーディシアの先輩・シュガーがクルーを引き連れてブリストルに襲来!
「人は必ず死ぬ。終わりの美しさを知る者だけが、豊かな生を過ごせる」という信念を持つシュガーたちによりボロボロに上書きされるブリストルのグラフィティ。立ち向かう〈女王熊の復讐〉のメンバーだが、肝心のブーディシアの書くグラフィティに異変が――!?
ブリストル最大の危機にヨシが取った行動とは? そして、ブーディシアの想いは? 激動の第3巻!
ヨシの帰国が迫る中、ブーディシアは書きたい絵が見つからずにスランプに陥っていた。そこに現れたのは縄張りの拡大を狙うギャングと、かつてブーディシアが憧れた先輩シュガー。ブリストルのグラフィティライターとヨシは街を守れるのか!?という3巻。
行政に有名ミュージシャンと来て、今度はギャングと同じグラフィティライターが相手。
相手がギャング=抵抗すれば待っているのは理不尽な暴力。市民の情と相手の信念に訴え掛けて自分たちの居場所を守ってきた彼らだが、理屈も情も通じない相手に窮地に。
それでも、強大で凶悪な敵に通じないと分かっていても自分たちのやり方を貫き通す姿、そしてそれで周りを巻き込み風穴を開ける姿が、最高にロックだった。これを格好いいと言わずしてなんと言う。1,2巻の敵が力を貸してくれる展開も熱かった。
ただ、もう片方の敵・シュガーに関して……アーティストには奇人が多いが、流石にここまでクレイジーだと凡人には理解不能だ。いくら魂が籠っていても、美麗な絵で納得するような人物には思えないんだがなあ。
まあ、そんなことよりブーディシアさんですよ。
膝枕に始まり、時に寄り掛かり時に腕にしがみつき時に熱い抱擁を交わす。2巻のおっかなびっくりのおぼこ娘はどこいったの?と言いたくなる積極性。彼女がスランプを克服するのが今回のメインだった気がするのだが、ヨシとイチャイチャするのを見せつけられていた方が多いような。いいぞもっとやれ。まあ心の方向性が決まったってことかな。
心地いい余韻と幸せな未来が想像できる綺麗な終わり方とあとがきを読む限りでは、これで終わりの可能性が高そう。ブーとネリナのキャットファイト第2戦・日本ラウンドは是非読みたいが。
魔法科高校での生活に慣れてきたアリサと茉莉花。今度こそアリサと同じクラスになりたい茉莉花は、月に一度のクラス振り分けテストでその夢を叶えるべく、試験科目である魔法の特訓に挑み始める。
一方アリサも入部したクラウド・ボール部の活動に力を入れる。いまだに勝利への闘争心は少ないが、楽しんで活動をしていた。
そんなある日、クラウド・ボール部部長の初音から、三高との対抗戦が決まったことを告げられる。初の対外試合に戸惑うアリサの対戦相手は、魔法の名家、二十八家に連なる一色家の出身で――。
魔法科高校の生徒たちの波乱な青春が繰り広げられる!
十文字家に引き取られたロシアンハーフのアリサと、現在本編で活躍中?の遠上遼介の妹・茉莉花が主人公のスピンオフ第2巻。
2巻は達也卒業後の一高の現状と、魔法を使ったスポーツがメインの回。
一高が一科二科が撤廃された代わりに、毎月のテストの成績でクラス分けするというえげつない実力主義の学校になっていた。二科生への差別より酷い事態になりそうなんですが、それは。問題は出ていないと思っているのは教職員だけの気がする。
魔法を使ったスポーツの方は、アリサが始めたクラウド・ボールを中心に。
ルールから戦術まで競技の詳しい説明と、アリサが徐々にやる気を出していく過程、さらにライバル登場と、今後のメインコンテンツになりそうな力の入れ様。一方でマーシャル・マジック・アーツをやる茉莉花の方も、一条茜という強力なライバルとの出会いがあり、学園ものらしく部活動中心の物語になっている。
と、ここまでなら女の子たちの学園青春ものとして普通に楽しめる内容だったのだけど、今回はそこに余分な要素が。
二人にそれぞれ当て馬気になる男性が出てきたり、二人を狙う謎の大物が出てきたりと不穏な空気が。はっきりいって、百合学園ものに男も黒幕も要らんのだけど。作者は必ずどこかで読者を不安にさせないとと気が済まない病気なのかな?(←失礼
次回が茉莉花のマーシャル・マジック・アーツになるか九校戦になるかはわからないけど、彼女たちが変に気を揉むことなく学園生活を過ごせるといいなあ。
どういうことだってばよ?と首をかしげていたら耳からなんか生えた。
ラノベ原作でしかも新人賞作だから“何でもあり”だろうとは思っていたが、こんなあからさまに異能バトルだったとは。
ただ内容どうこうの前に、シエスタと君彦の取り留めのない会話がメインの作品なのに、あまりにも会話のテンポが悪い。この第1話は一時間枠だけど、これを30分枠でやるくらいのテンポと密度が欲しい。