息詰まる接戦を制して日本文理が新潟県勢初の決勝進出。
少なくても5,6点勝負かと思われたがまさかのロースコアゲーム。
日本文理は打線は4試合連続の二桁安打を記録するも、得点は長打が出た5、6回の2点のみ。しかし今日のエース伊藤にはそれで十分。緩急、高低を上手く使い県岐阜商打線を翻弄し、11奪三振で1失点完投勝利と甲子園でのベストピッチだった。
県岐阜商はエース山田は期待以上の投球だったが打線が驚くほど打てなかった。特に高めのボール球と低めの変化球が見逃せず11三振で、ここまで快進撃を支えてきた打線の繋がりがまるでなかった。
両エースの頑張りと守りの堅さが目立った試合だった。
中京大中京が4ホームランを含む13安打で花巻東投手陣を粉砕し決勝進出。
試合の流れを決めたのは4回。1アウト1,3塁のチャンスでスクイズがキャッチャー前に転がりダブルプレーになってしまった花巻東に対し、中京大中京はその裏5番磯村のホームランでリードを広げると、ついに引きずり出した菊池をも捕らえ一挙5点。これで勝負はほぼ決まった。その後も攻撃の手を緩めず4回以降は毎回得点で花巻東に付け入る隙を与えなかった。
中京大中京はエースは復調、打線は好調と万全に近い状態で決勝へ。