いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第91回全国高校野球選手権大会 第14日 準決勝

第1試合
日本文理(新潟) 2−1 県岐阜商(岐阜)


息詰まる接戦を制して日本文理新潟県勢初の決勝進出。
少なくても5,6点勝負かと思われたがまさかのロースコアゲーム。
日本文理は打線は4試合連続の二桁安打を記録するも、得点は長打が出た5、6回の2点のみ。しかし今日のエース伊藤にはそれで十分。緩急、高低を上手く使い県岐阜商打線を翻弄し、11奪三振で1失点完投勝利と甲子園でのベストピッチだった。
県岐阜商はエース山田は期待以上の投球だったが打線が驚くほど打てなかった。特に高めのボール球と低めの変化球が見逃せず11三振で、ここまで快進撃を支えてきた打線の繋がりがまるでなかった。
両エースの頑張りと守りの堅さが目立った試合だった。



第2試合
花巻東(岩手) 1−11 中京大中京(愛知)


中京大中京が4ホームランを含む13安打で花巻東投手陣を粉砕し決勝進出。
試合の流れを決めたのは4回。1アウト1,3塁のチャンスでスクイズがキャッチャー前に転がりダブルプレーになってしまった花巻東に対し、中京大中京はその裏5番磯村のホームランでリードを広げると、ついに引きずり出した菊池をも捕らえ一挙5点。これで勝負はほぼ決まった。その後も攻撃の手を緩めず4回以降は毎回得点で花巻東に付け入る隙を与えなかった。
中京大中京はエースは復調、打線は好調と万全に近い状態で決勝へ。