いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「盟約のリヴァイアサン III」丈月城(MF文庫J)

盟約のリヴァイアサンIII (MF文庫J)
盟約のリヴァイアサンIII (MF文庫J)

激闘の末、ようやくパヴェル・ガラドをくだしたハル一行。平穏な学園生活をおくる彼らの前に、環太平洋エリアの特級魔女、ルナ・フランソワが現れる。“優雅で腹黒”というアーシャとはまるで正反対な彼女に、驚くハルだったが……突如、東京新都に雪風の姫が襲来する! 全ては《弓》の継承者であるハルの器をはかるために――「晴臣よ。ここを切り抜ける器量、おまえにあるかを試してやる!」竜王と僭主、決して相容れない二つの宿星がぶつかり合う! 至高のドラゴン・エンタテイメント第3弾!


今度は尻かよ!
流石むっつりを自称するがっつりオープンスケベさんは違いますな。
で、結局相手は織姫なのね。羽純なんか秘文字託されるところ省かれちゃってるし。いや、やったのに痛いだけだったメインヒロイン(仮)さんのが哀れか……。
という晴臣の罪状報告は終わりにして、ストーリーに目を向けよう。
今回はドラゴンの姫・雪風の登場で東京が大変なことに。ラスボス級の強敵の登場に大幅なパワーアップありと、とにかく盛り上がって読み応えのある話だった。
ただちょっと全体的に忙しなかったかな。
ちょくちょくラブコメは挟まれているのだけど、100%それを楽しめる状況じゃなかったのが残念。作者の日常シーンが好きな身としては、初めから緊急事態でのんびりする暇のない展開はあまり歓迎できない。
さて、退けるだけの苦しい戦いが続いているが次こそスッキリt・・・え? これでまだ基本編だったの!? すでに戦闘力がインフレしている様に見受けられるんですが(^^;