いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第101回全国高校野球選手権大会 第6日

第1試合
筑陽学園(福岡) 3-5 作新学院(栃木)(延長10回)


粘る筑陽学園を自慢の足で振り切った作新学院が、夏3年ぶりの勝利。
盗塁盗塁でもぎ取ったような4点目、足の速さと走塁の上手さの両方あってこその5点目。延長10回の作新の攻撃は見事と言う他ない。
筑陽学園は9回2アウトランナー無しから三連打で追い付く脅威の粘りを見せるも同点止まり。あの勢いでサヨナラまで行かないと。
それにしても、ストライクゾーンの広い球審だった。見逃し三振の多いこと。おかげで思いの外ロースコアに。




第2試合
東海大相模(神奈川) 6-1 近江(滋賀)


どうした近江。
滋賀大会エラー0のチームがまさかの守乱。6エラーで強打の東海大相模打線を6安打に抑えた林の好投をふいにしてしまった。打っても散発の4安打で押し出しで貰った1点のみと、野手が全く振るわなかった。
東海大相模は6安打で長打1本と自慢の強打は封じられたが、抜け目のない走塁で相手の隙をつき、着実に得点していく堅実な試合運び。強豪校だから当たり前の話ではあるが、強いな。




第3試合
中京学院大中京(岐阜) 4-3 北照(南北海道)


終始押し気味に試合を進めた中京学院大中京が、先制されても慌てることなく7回の集中打で逆転勝利。
北照は打率4割を超える相手打線を6回まで無失点、打っても2安打2打点とエースで四番の桃枝が孤軍奮闘も、疲れが見え始めた7回に捕まってしまった。




第4試合
花咲徳栄(埼玉) 3-4 明石商(兵庫)


明石商が何度も追い付いてくる粘っこい相手を何とか振り切って夏初勝利。……え、初?意外だ。
花咲徳栄はタレントはいなくても、球を低めに集められるサウスポー二人に、コツコツ当ててくる打線のとてもいいチームだった。


今日は、一番の好ゲームを期待した試合は片方の自滅になってしまったけれど、他は接戦の好ゲームばかりだった。