いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「アクセル・ワールド24 ―青華の剣仙―」川原礫(電撃文庫)

物理攻撃無効。属性攻撃無効。接近不可能な超難敵《太陽神インティ》を討つべく、六大レギオンの総力が結集する。
打倒インティ、そして黒雪姫解放の鍵――。それは、インティが放つ《炎熱ダメージ》無効の強化を施された《ルシード・ブレード》、そしてその所有者たるシルバー・クロウだった。この無謀極まる作戦成功のために、ハルユキは謎多き《オメガ流合切剣》の習得を決意する。
「今後は儂を《師範》と呼べ」
だがオメガ流の使い手セントレア・セントリーの正体は、三代目クロム・ディザスター。かつて青の王に討たれ、加速世界から永久退場したはずの存在で!?


剣の師範登場の第24巻。
また女の子かい! しかも「のじゃ」口調なのにロリじゃないんかい! 寝ぼけ「なんじゃ?」は可愛かったけれども。
てなわけで、今度は釣り目巨乳お姉さんだそうですよ。この人、目元以外楓子師匠とキャラ被ってません? まあ女の子が増えすぎの現状で、キャラ被りなんて今更か。
そんな相変わらずのヒロイン増殖中の中で、今回頑張ってたのは綸ちゃん。引っ込み思案の子が勇気を出しての夜這い直結……なにそれエロい。この大胆な押しは師匠仕込みかな。
という、またしてもな新キャラ登場だったわけだけど、また女の子だったことや剣の修行よりもその前の過程、師範召喚=全損者の復活と、その前にしていたブレイン・バーストの根本的な仕組みに対して考察が話のキモだったかと。これが白の王のやろうとしていることへの伏線になるのか、対抗策になるのか。次の展開が気になる。
ストーリーは五王救出作戦開始、インティに挑戦まで。
これでも思ったより進んだな、と思うのは毒され過ぎだろうか。インティ用の特訓開始時点で半分過ぎていたから、作戦開始直前で次巻へ続くんだと思ってた。結局その後、事が大きくなって続くんですけどね(^^;
次回、逃亡劇からスタート? アマテラスさん家にケーキ持って行きそう。