いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第106回全国高校野球選手権大会 第3日

第一試合
花咲徳栄(埼玉) 1-2 新潟産大付(新潟)

新潟産大付が初出場で初勝利。
新潟の方には申し訳ないがこの結果は予想できなかった。花咲徳栄が予想外に弱かったという印象しかない。とにかく打てなかった。新潟産大付は堅実な守備以外これといってストロングポイントが見えないチームだったのだが。
流れを変えたプレーを思い返すと、3回の普通の単打で二塁に暴走したプレーと、5回一三塁での一塁ランナーの無駄な盗塁死。この辺りか。



第二試合
金足農(秋田) 4-6 西日本短大付(福岡)

金足農エース吉田のコントロールの悪さと相手にミスに乗じで得点を重ねた西日本短大付が8回終了時で6-0とリード。試合は決まったかと思われた。
しかし9回表、金足農が三連打で1点を返すと西日本短大付守備陣が浮足立ち、エラーも重なって一気に2点差に。同点のランナーまで出て6年前のミラクル再び!かと思われたが、さすがに6点差は重すぎた。
それでも甲子園の魔物の存在と、9回3つアウトを取るのは難しいことを再認識させてくれた試合だった。



第三試合
南陽工(山口) 2-6 菰野(三重)

先発が全員二年生の菰野が序盤から小刻みに得点を重ねて快勝、甲子園初勝利。
菰野は6点中4点が内野ゴロの間の得点(セカンドのファンブル含む)。出したランナーを如何にして進めてホームに返すか。細かい野球が徹底されていた。
守備面では捕手の栗本が光った。盗塁阻止率4/5で80%(その一つも恐らく誤審でアウトだった)の強肩で、相手に攻撃の目を摘んでいった。
南陽工は9安打打ちながらも押し出しの1点を含めて2点のみ。盗塁に固執しすぎて自滅していた感がある。相手の捕手の肩が良いならもう少し考えないと。