いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ソードアート・オンライン22 キス・アンド・フライ」川原礫(電撃文庫)

『ザ・デイ・ビフォア』――《SAO》攻略のさなか、キリトはアスナにプロポーズし、二人は新婚生活を送ることに。だが新居に到着した二人が目にした光景は、思いがけないもので……?
『ザ・デイ・アフター』――新生《ALO》に新たなアバターでダイブ以来、アスナは謎の《離脱現象》に襲われていた。その原因は《SAO》時代に起こった一つの悲劇にあった――。
『虹の橋』――海底神殿での冒険を終えたキリトたち。しかし海の王リヴァイアサンと深淵の王クラーケンの謎めいた会話は、一行を新たな冒険へといざなう!
『Sister's Prayer』――《SAO事件》のさなか、ある少女が医療用フルダイブ機器《メディキュボイド》の試作機に身を投じた。《絶剣》ユウキ、誕生の軌跡をここに。


SAO本編久々の短編集。
BD特典の再録。3話目までは一期の特典か。それでシノンの影が一切ないのね。



ザ・デイ・ビフォア
新婚夫婦の新居購入の経緯
ワンコかわいい。アスナさんあざとかわいい。
プロポーズのシチュエーションを一生懸命に考えてるキリトが男の子してて微笑ましい。今は達観した仙人みたいだからねえ(苦笑)。この話でも、MMOでの結婚システムについてグダグダと考察してる辺りは実にキリトらしいけど。
アルゴ姉さんは人気なのかお気に入りなのか、最近よく出てくるね。この話では弱点を晒されただけで影が薄かったけれど、本編23巻での活躍に期待。



ザ・デイ・アフター
ALOにダイブし始めてから三週間、アスナに起きた異変
ここでサチはズルい。しかもあれを撮ってるシーンなんて。泣くわ。
ああ、表紙の下の子はサチか。
悲しい記念日を髪下ろし記念日として上書き……流石のユイちゃんでもそこまでは考えてないかな?
この後、奥さんにカジノ通いについて絞られるんですね、わかります。



虹の橋
ALOでの神話イベント
ALOの世界観に触れるのも楽しいが、このクエストの大冒険って感じとゲームを楽しんでるキリトたちの様子がとてもいい。自分でも何かRPGをやりたくなる。
タイトルの虹の橋が見られるのは、アインクラッド攻略後かー……前は75層で終わり、復活したと思ったら46層途中で地上に墜ちて、あの浮遊城が100層がクリアされるのはいつになることやら。
クラインがピザっていうと嫌なフラグな気がして、身構えてしまったじゃないかw



Sisters' Prayer
《スリーピング・ナイツ》誕生のきっかけ
PlayerでなくてPrayerだったことに、タイトルを打ち込んだ時に初めて気づいた。
『姉妹の祈り』……死と隣り合わせのこの姉妹だと重みが違う。
そんな二人の世界を広げてくれたメリダとの出会いに感謝を。

10/13の雑談

台風一過

あとぅーいι(´Д`υ)
この時期の30℃オーバーはこたえる。
しかも、何の祭りか朝6時からバンバン花火を鳴らされて寝不足の身には特に。

朝は外の掃除をしなくちゃと思っていたら、逆に落ち葉を吹き飛ばしてくれたようで台風前より綺麗だった。
シャッターもピカピカで水滴もなし。むしろ日差しが強くてまともに触れないくらい熱いっていう(^^;
ネットがそのままだった家庭菜園も、ちょっと傾いた程度で無事。
関東以東の被害をみるに、ここは台風の西側だったのが幸いだったのかも。




ラグビーW杯

日本 28-21 スコットランド


ふっくおか( ゚∀゚)o彡゜ ふっくおか( ゚∀゚)o彡゜
勝って決めてくれました!
難癖付けて場外戦を仕掛けてきたスコットランドを粉砕。きっもちい――――――!!!
28-7からの強豪国の意地は恐ろしかった。残り15分が1時間くらいに感じた。



プロ野球終了

応援できるチームがなくなったので今年のプロ野球は終了です。
金満対金満なんて試合、観たって一ミリも面白くない。残った楽しみはドラフトのみ。
毎年言っているような気がするが、CSなんて歪んだ制度はいつ撤廃されるのか。
そんなにアメリカの真似がしたいなら、セパ8チームにして東西に分ければいいのに。リーグチャンピオン日本シリーズを争わないなんて馬鹿げてる。



お届き物1

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応募者全員もらえるやつなので当選ではない。
ビールの懸賞は結構送っているのだけど、最近はとんと当たらない(´・ω・`)



10/12の雑談

台風19号

そこそこ強い雨、そこそこ強い風で終わりそう。停電もなかった。
避難勧告と氾濫警戒情報が出たが、2階から川を見た感じでは溢れる寸前だった2014年の台風18号に比べればまだまだ。
現在(21:40)は、上陸少し前から小康状態が続いていてとても静か。抜けていく時にもう一嵐ある? 



ラグビーW杯

アイルランド 47-5 サモア


アイルランド強かった。
これで日本とスコットランド、勝った方がベスト8。シンプル。

「横濱SIKTH ―けれども世界、お前は終わらない―」ニリツ(LINE文庫)

横濱――巷では表立ってはいないが『SIKTH(シックス)』と呼ばれる異能力者達が確認され、事件が多発。最近では行方不明者まで出ているという荒様だ。そこには横濱の裏案件を「掃除」する元刑事を始め、蹴殺脳筋マシーンの男、カタコトの褐色ムスメ、詐称と女装が得意な美少年とそのメンヘラ保護者。
そんな癖の強い奴らが揃う街で、女子校生の城黒セカイは今日も普通に生きている。たとえ自身が異能のシックスだとしても……。
果たしてセカイが備える正しさは、この狂った世界の中で正しい武器となるのか、あるいは――


イラストレーターのニリツさんの小説デビュー作。
著者とイラストに同じ名前があって「杜さん、著者の欄間違ってますよ」と脳内ツッコミを入れていたら……本当にニリツ先生の作品だったとは。で、気になるその内容は、
中二心とハードボイルドを程よくブレンドしたスタイリッシュ異能アクション。
これまで普通に生きてきた異能持ちの女子高生が、他の異能者に出会い、いくつかの事件に巻き込まれ、生きていくための選択を迫られる。少女の心の成長が綴られる物語。
退廃的で危険な香りがする街・横濱の雰囲気が、性格きつめの釣り目女子のイラストがピカ一なニリツ先生の描く女性主人公にぴったりでとても良かった。
ただ、登場人物の心理描写が(あとページ数的にも)薄いので、やや物足りなさを感じる面も。
時々主人公以外の視点も入るけど、この設定と世界観なら完全な群像劇にした方が面白そう。物語に厚みが出るだろうし。
それでも作者の持つ世界観の雰囲気を味わう作品としては十分楽しめた一冊だった。

秋アニメ感想其の2

慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~ 第1話 この勇者が傲慢すぎる

呼ぶ側の女神が主人公な異世界召喚勇者の話。
豊崎さん芸達者だなー。でも一人で大変そうだなー。
ギャグテイストなので超人高校生よりは視れそう(視るとは言っていない)



本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第一章『本のない世界』

現代の女子大生が本の下敷きになって亡くなり、世界の少女として生まれ変わる異世界転生の物語。
印象強いのは世界観より主人公の性格。
子供の体に入ったから幼児化しているのか、元々こういう性格なのか、就職間近の女子大生とは思えない自己中我儘娘ねw メンタルも強いんだか弱いんだか。
あと、元のマインの人格はどこに行ってしまったのかが気になる。異世界転生って赤ん坊かモンスターか、元の人格を気にしなくていいのが多いんだと思ってた。
前から興味のあった作品なので(原作がだけど)、とりあえず継続。



星合の空 第1話

やる気のない男子ソフトテニス部が成り上がっていく話なのかな?と思ったら、どいつもこいつも親までも闇深そうな、ドロドロ系ヒューマンドラマっぽい。
自己中で自分の正義を振り回してる新庄って奴が一番やべー奴かな。母親の精神壊すぐらいだし。友人のストーカー君もなかなか。
これでは爽やかな青春など望めるはずもなく、どう頑張っても好きになれそうにない。切りで。
それにしても、どうして2次元の生徒会って無駄に権力持ってるんだろうね。不思議。