いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



J2 第5節

ジュビロ磐田 2-2 清水エスパルス


ハハッ ワロスワロス
ポゼッション63%、シュート27本。圧倒的に攻めてたてても結局引き分け。しかも再三リードを許す展開で。どうやったらこんな器用な試合できるのか不思議でしょうがない。
懸命にやっているだろう選手たちには悪いけど、これでは勝つ気があるのか疑われても仕方がないと思う。

とりあえず、いい加減北川を右で使うのをやめてくれ。サイドに居ても何の役にも立たない。

モブと化すおっさんたち(今週のアニメ感想2)

虚構推理 Season2 第10話 招かれざる判定役

長男娘の推理で無事全方面収まって一件落着。と思いきや、
引っ掻き回していくぅ……って、自分が「談合しようぜ」って言いだしたんやろがい! これは確かに招かれざる判定役だ。
六花さんなかなか出てこないな。


転生王女と天才令嬢の魔法革命 第11話 「失意と決意の精霊契約」

石見さんの熱演と手の細かい描写が素晴らしかった。
脚本は酷い有様だったけど……。
トマスの出番を奪ったのは一万歩譲って目を瞑るにしても、王国の過去と精霊契約者の真実が半分しか語られないのは何故? 結局前回からのユフィの動きが唐突なものになってしまった。なのにオープニングの貴族の嫌味には3分も使う謎配分。オープニングは前回の続きでそのままリュミ様に語らせれば全部説明できて、流れも自然だったのでは? 他にも会談での王様の反応はおかしいし、ラストも急に戦おうになるのも唐突。やっぱり3巻を3話でやるのは無理があるって。

3/16の雑談(ミニ)

WBC2023 準々決勝

日本 9-3 イタリア


5打点岡本様のおかげで比較的安心して視られた。
村上復調気配も大きい。打順はこのままでお願いします。
今日ダルビッシュが投げたのは大谷と同じくパドレスとの約束なのかな?
NPBのピッチャーはアメリカのマウンドに慣れていないので、アメリカラウンドをNPBのピッチャーだけで回すのは不安だなあ(^^;



お届き物

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア14」大森藤ノGA文庫
「犬飼いちゃんと猫飼い先生2 お友達から卒業しますか?」竹岡葉月富士見L文庫
「彼女と彼の関係 ~平凡な早川さんと平凡な三浦くんの非凡な関係~」六つ花えいこ(富士見L文庫

「百錬の覇王と聖約の戦乙女24」鷹山誠一(HJ文庫)

新天地にて《鋼》に謀反の兆し!? 過ぎたる文明を封印し、圧制を敷いていた宗主についに最後の刻が!!! ……というイベントを起こし、晴れて自由の身になった元《鋼》の大宗主・勇斗。貿易商にジョブチェンジしつつ、新たな旅路に出た一行は、キプロスなどを経由しつつ、その最終目的地を目指す。
一方で、後を託されたノゾムを始めとした勇斗の子供たちは、新時代を作るべく更なる戦いへと赴く!!
百錬の覇王、円環が廻る最終章!


【悲報】イングリットさん、口絵で綺麗な横乳を披露するも本編では一切出番なしorz

勇斗が《鋼》の大宗主を隠居して、悠々自適な商人生活に入る最終回。
長男ノゾムの成長をメインに据えて、勇斗と嫁たちは裏方に徹する話だったので、嫁たちの影は全体的に薄め。これはイングリットの出番がないのも仕方がないか。リネーアですら出番がないし。最後ぐらい思いっきりイチャイチャさせて欲しかった嫁キャラが何人かいるのだけど。
というわけで、話の中心は子供たちの世代。
勇斗と嫁たちの才能をそれぞれ部分的に受け継いだ子供たちが力を合わせて困難に立ち向かっていく姿に、長く読んできた読者も親心みたいなものを感じてしまう。ノゾムの能力は認めるけれど、それでもちょっと情けないかな。ガンバレ男の子。他はクセが強くて面白い子が多いけど、、、みんな父親に似なくて良かったわ←おい
そんな中で、中盤の間章といて1巻から縁の下の力持ちだったヨルゲンにスポットが当たったのが嬉しい。昔っから苦労人だったんだなあ。そんな人が勇斗の子供たちに目を細める好々爺している姿に心が温かくなる。
そして最後は始まりの地、日本へ。最後にここを選んだことと、子供たちの成長を見せて世代交代を進めたことで、世の中は巡っていく事を強く印象付けるラストになっていて、長い旅路の終わり、色々な思い出が思い浮かぶ大団円な結末が沁みる。
突然の異世界転移から乱世を勝ち抜き、沈みゆく島から島民を引き連れての大避難。波乱万丈という言葉では足りないほどの一代戦記で大冒険だった一人の少年の物語。最後まで見届けられて本当に良かった。足掛け10年のロングラン、完走お疲れ様でした。

「勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える 4」くろぬか(Mノベルス)

「魔獣肉を食べたら魔人になってしまう」はずだったこの世界。しかし、三馬鹿が森で助けた魔人の子・ノアの話はまったく異なるものだった…。でも、食欲の前では世界の常識なんか無力だ! ノアを迎えた「悪食」たちは、敵にプリップリのロブスターを求めて川に沈み、さらなる食を求め王蛇を狩る! 一方、カイルが森の中に隠れ里を見つけたり、勇者と聖女にも不穏な動きがあって――。
うま味ぎっしり異世界グルメストーリー!


漢気と人情で涙腺を、野性味溢れる男飯で食欲を攻めてくる異世界ファンタジー第4弾。
角煮が強すぎた。
男の子の夢ビーフジャーキーとか、庶民の夢ロブスターエビフライとか、読み物なのにソースの匂いが漂ってきそうな粉物二種とか、そそるものは他にもあったけれど、中盤で最大のよだれポイントを作り、最後にアイリのレポートでダメ押しされては陥落する他ない。腹を空かせた女性陣を拷問の如く焦らし、読者の腹が思わずなってしまうほど、じっくり煮込みやがって。鬼!悪魔!北山!
そんな読んでるだけで元気が出て胃腸の活動が活発になりそうな料理/食事パートとは裏腹に、ストーリーの方はシリアスモード。
彼らが異世界の呼ばれた元凶である「厄災」の実態と黒幕が見えてきて、物語が佳境に入ってた感じ。また、三馬鹿たちの悪食も孤児院の経営を含めて、表面上は上手くいっているようで、どこか一つ狂えば崩壊しかねない危うさがいくつも見えて不安を煽ってくる。
というわけで、クライマックス(第一部完)に向けての伏線張りに終始した繋ぎの回だったわけだけど、作者が続刊危ういみたいなことを呟いていたので、削って削ってガンガンストーリーを進めて来るかと思ったら、丁寧に進められていたのでホッと一安心。
ここまできたら第一部完までは完走してください。お願いします。