いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ガーゴイルおるたなてぃぶZERO (ファミ通文庫)

ガーゴイルおるたなてぃぶ ZERO」田口仙年堂ファミ通文庫
ガーゴイルおるたなてぃぶZERO (ファミ通文庫)

駆け出し錬金術師ひかる&相棒の自動人形ガー助の「鳥屋」はこうして始まった――!?  「鳥」と呼ばれていた自動人形に名前がついた「鳥屋」はじまりのエピソードや、行方不明の古科学者を追う喜一郎達の戦い、そして、師匠の主催するパーティーに潜り込んだひかるとガー助が、ある少女&その「家族」と出会う物語――。幻の『おるた』シリーズのプロローグに、『FBSP』掲載の短編2編+書き下ろし2編を加えた、“もうひとつのガーゴイルの物語”短編集!!


プロローグのガー助命名秘話+喜一郎メインのおるたなてぃぶの補完話3つ、そして最後はお祭という構成。
書き下ろしの後ろ二話が面白い。最後だから力入れましたね、田口先生。
ラス前は「ヒッシャムさんカッケー!」の一言。
まさかこの人のまともな活躍シーンが見れるとは。
オーラスは本家メンバーとおるたなてぃぶメンバーがごちゃ混ぜで贈るドタバタコメディ。
年代バラバラ姦し過ぎ三人娘の狂宴・・・じゃなかった共演が恐ろし・・・じゃなかった面白い。なんなのこの最強ユニット。こんなの誰も止められないじゃんw 初対面のガーゴイルとガー助の妙に気があってる様子もなんか笑える。
これにてついにガーゴイルシリーズは終了か。
ご町内コメディあり、ラブコメあり、戦闘一色ありと色々あったなー。その数だけ色々な感動を貰ってきたので感慨深いものがありますね。