いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第104回全国高校野球選手権大会 第4日

第一試合
三重(三重) 2-4 横浜(神奈川)

終盤まで1点を争う接戦は、横浜が4安打ながら少ないチャンスを生かして逃げ切り勝ち。
横浜は二年生左腕杉山がコントロールと安定感で言えば阪神に行った及川以上の逸材で頼もしい限りなのだが、打線が頼りない。どこまで勝ち上がれるか。
三重は横浜を上回る6安打を打ちながら要所を抑えられ敗戦。8回、連続四死球の後にライトが一度追い付いた飛球が風のいたずらか後逸してしまい記録三塁打で二失点。この失点があまりにも痛かった。



第二試合
日大三(西東京) 2-4 聖光学院(福島)

聖光学院が2本のホームランで日大三に逆転勝利。
ヒット数は同じ9本だったが、聖光学院がパワーで上回った。
日大三は例年のような打力がない中、足を絡めた攻撃で4回は無安打で得点するなど野球の上手さは見せてくれたが、後半は勝負どころで一本出なかった。
エラーはなく四死球も少ない締まった好ゲームだった。



第三試合
二松学舎大付(東東京) 3x-2 札幌大谷(南北海道)

二松学舎大付が追いすがる札幌大谷を振り切って9回サヨナラ。
コントロールと変化球の二松学舎大付の辻と、躍動感と球威の札幌大谷の森谷。タイプの違う左腕の我慢対決のような試合だった。
ヒットは打たれてもタイムリーは打たせない、両投手の意地の張り合いは見応えがあった。



第四試合
県岐阜商(岐阜) 1-10 社(兵庫)

序盤にリードを広げた社が勝利。
県岐阜商は主力投手2人の不在と内野守備の練習不足・連係不足、コロナ感染で登録メンバーを10人入れ替えた影響が如実に出てしまった。気の毒だが仕方がない。そんな中で中盤試合を作った三番手古賀のピッチングは見事だった。
社は相手の状態もあり点数だけ見れば完勝だが、守備ではエラーが3つ、攻撃では送りバントのミスが多く、とても褒められた内容ではない。次戦までに修正できるか。