いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第104回全国高校野球選手権大会 第6日

第一試合
仙台育英(宮城) 10-0 鳥取商(鳥取)

前半こそランナーが出てもホームが遠い仙台育英だったが、6回の初得点を皮切りに一気の攻勢。6回と8回に5点ずつ取って完勝。
鳥取商は粘りの守備で5回まで0-0。これはひょっとすると?と思ったのだが。攻撃では点を取れる気配がまるでなかったので、勝ち目はなかったか。
仙台育英の投手陣五人全員が140km/h出せるとマスコミが騒ぎ立ててるみたいだけど、マシンでいくらでも速い球の練習が出来る今、球速が出ることに意味があるのか甚だ疑問だ。



第二試合
高松商(香川) 14-4 佐久長聖(長野)

1番浅野の二打席連続ホームランなど、高松商が追いすがる佐久長聖を後半大きく引き離して快勝。
注目のスラッガーは浅野は右へ左へスタンドに放り込む前評判通りの活躍。逆風を切り裂いて右中間スタンドに持っていった一本目は間違いなく高校生レベルではない。
佐久長聖は中盤までは取られたら取り返す接戦を演じられていたが、後半は完全に力負け。甲子園で勝つには投手力が足りなかった。



第三試合
明徳義塾(高知) 1-2 九州国際大付(福岡)

変則サウスポー・明徳吉村、小さな技巧派左腕・九国香西の投手戦は香西に軍配。
九州国際大付は自慢の打線が明徳吉村の前に5安打に抑えられたが、香西の快投に救われた。
明徳義塾としては思惑通りにロースコアゲームに持ち込めたのだが、唯一の守備の綻びが決勝点に繋がってしまったのが悔やまれる。
佐倉くんは甲子園に来ると相変わらずか。二年生四天王なんてマスコミが騒ぎ立てるから無駄に力が入るのでは?



第四試合
下関国際(山口) 5-0 富島(宮崎)

下関国際が勝ったというか、富島が勝手に自滅したというか。
下関国際の守備の粘りを褒めたいところだが、富島が1回から6回まで毎回ランナーで、その大半をスコアリングポディションまでランナーを進めておきながら1点も取れない攻撃は、流石に不甲斐ないとしか言いようがない。失点はミス絡みで、あれだけチャンスを逃し続ければ相手に流れが行くのは当たり前。