いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第104回全国高校野球選手権大会 第11日

第一試合
下関国際(山口) 9-3 浜田(島根)

序盤にリードを広げた下関国際が快勝。
投げてはエース古賀が6回1安打無失点の快投。二番手松尾は誤算だったが、難なく逃げ切り。
浜田は先発波田が不調で3回6失点K.O.。二番手森井が試合を作り終盤は反撃もしたが、序盤に追ったビハインドがあまりにも大きかった。



第二試合
九州学院(熊本) 4-0 国学院栃木(栃木)

九州学院二年生エース直江、4安打完封でチームをベスト8に導く。
直江は球を低めに集め内野ゴロの山を気付く投球が見事だった。打線は次々に代わる相手投手陣に手こずり、8安打4得点と初戦ほどの力強さはなかったが、今日の直江にはそれで十分。
国学院栃木は今日も前半に投手をつぎ込む相手打者攪乱作戦。それ自体はある程度成功したのだが、打線が散発4安打では自慢の足は使えず。一矢報いることも出来ずに敗れた。



第三試合
敦賀気比(福井) 1-8 聖光学院(福島)

聖光学院、完勝。
佐山、小林の左右の投手で盤石リレー。チャンスで長打が出る力強い打線。これは強い。特に三番安田の逆風をものともしないホームランには度肝を抜かれた。
敦賀気比は結局エース上加世田の調子が上がらないまま終戦。今日は打線も元気がなく、良いところなく敗れた。



第四試合
二松学舎大付(東東京) 0-4 大阪桐蔭(大阪)

例え打線が振るわなくても、点を与えなければ問題ない。大阪桐蔭がきっちり守って、危なげなくベスト8進出。
大阪桐蔭は先発川原が高めのストレートを効果的に使って6安打完封。打線はデータのない二投手と主審の滅茶苦茶なストライクゾーンに戸惑っていたが、それでも取るべきところで取る集中力は流石。
二松学舎大付は主戦のの辻、重川の両投手を使わない奇策は成功したが、打線が高めのストレートが見逃せずに空振りを繰り返してしまった。今日の判官贔屓主審なら全部ボールと言ってくれたかもしれないのに。逆に言えばそれだけ川原のストレートがいい回転、所謂ノビのあるストレートだったということだろう。
それにしても酷い主審だったわ(^^;