いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ライトノベル

「週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。」蒼機純(GA文庫)

「あなた、それはキャンプに対する冒涜よ?」 自他共に認めるインドア派の俺・黒山香月は渋々来ていた恒例の家族キャンプでとある女子に絡まれる。 四海道文香。学校一美人だけど、近寄りがたいことで有名な先輩。 ――楽しむ努力をしてないのにつまらないと決…

「幼なじみが絶対に負けないラブコメ10」二丸修一(電撃文庫)

ついに白草からも告白をされてしまった……! 黒羽と白草、俺は一体どうすれば──なんて悩んでいたホワイトデーも過ぎ、季節は四月。初々しい新入生たちが入学し、俺も群青同盟も抜群の知名度で注目されまくり! 新入生に囲まれるってのも悪くないな、と思ってい…

「ソードアート・オンライン27 ユナイタル・リング VI」川原礫(電撃文庫)

神聖術師団長セルカ。整合騎士ロニエ、ティーゼ。二百年の時を越え、キリトは縁深い人々と再会を果たす。だが――。 「……うそ……生きてたの……?」 《彼》に似た面影を持つ男――整合機士団長エオライン・ハーレンツの存在が、彼女たちの心に大きな波紋を投げかける…

「オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど! 3」コイル(電撃の新文芸)

同人女子とドルオタ男子の、偽装結婚から始まる楽しすぎる結婚生活、その幸せな結末。趣味で同人作家をしている咲月と、会社ではできるサラリーマン、実はドルオタ男子の滝本さん。二人の甘やかな新婚生活は推しのアイドルのテレビ初出演、冬コミ参戦、親友…

9月の読書メーター

読んだ本の数 :10 読んだページ数:3566 月中盤まで順調に読書数を伸ばすも、後半に読みたい本がまるで出ず失速。 冊数の割にページ数は多い。 今月のベスト3 「小説が書けないアイツに書かせる方法」アサウラ(電撃文庫) 「お隣の天使様にいつの間にか駄…

「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~」紀美野ねこ(電撃の新文芸)

フルダイブ型VRMMO『Iris Revolution Online』で、無人島でのソロプレイをはじめる高校生・伊勢翔太。 不用意に配信していたところを、クラスメイトの出雲澪に見つかり、やがて澪の実況で、ぼっちライフを配信することになる。 怪我しているのを助けて懐いた…

「天才王子の赤字国家再生術 12 ~そうだ、売国しよう~」鳥羽徹(GA文庫)

帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。 帝国は安定を取り戻しつつあり、西側からはカルドメリアが来訪するなど、ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。 そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じる――フラ…

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 7」佐伯さん(GA文庫)

夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂っていた。 クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。 文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服…

「魔法科高校の劣等生 Appendix (2)」佐島勤(電撃文庫)

『夏の休日』――2095年夏、達也たちは、雫から軽井沢の別荘へ招待を受ける。軽井沢を満喫する達也たちだが、ほのかと雫にはある思惑があるようで――。 『十一月のハロウィンパーティ』――横浜事変の収束後、真由美の提案でハロウィンパーティが行われることにな…

「七つの魔剣が支配する X」宇野朴人(電撃文庫)

長きに亘った決闘リーグの終盤戦。ゴッドフレイとレオンシオの因縁が決着し、キンバリーは新たな学生統括を迎える。そうして喧騒が一段落した校舎の中、自分を求めるナナオと向き合い、姿を見せないユーリィの身を案じながら、オリバーはその裏で三人目の仇…

「小説が書けないアイツに書かせる方法」アサウラ(電撃文庫)

自らの性の悩み――勃起できない事。勃起不全に対する悩みと家族、主にイケてる姉と従順な妹を描いた小説で新人賞を受賞した『月野シズク』こと、月岡零。男子高校生である彼は、内容が内容のために周りには作家である事を隠して活動していたのだが、デビュー…

「リコリス・リコイル Ordinary days」アサウラ(電撃文庫)

「喫茶リコリコへ、ようこそ!」 あの破壊された旧電波塔をのぞむ東京の東側にあるオシャレでおいしいカフェ――それが、喫茶リコリコである。 本作はオリジナルテレビアニメーション『リコリス・リコイル』では描かれる事がなかった錦木千束や井ノ上たきななど…

「砂の上の1DK」枯野瑛(角川スニーカー文庫)

産業スパイの青年・江間宗史は、任務で訪れた研究施設で昔なじみの女子大生・真倉沙希未と再会する。追懐も束の間、施設への破壊工作(サボタージユ)に巻き込まれ……瀕死の彼女を救ったのは、秘密裏に研究されていた未知の細胞だった。 「わたし、は――なに――?…

「異世界のんびり農家 13」内藤騎之介(KADOKAWA/enterbrain)

冬の大樹の村に、怪しい(?)友達を連れて、子供たちが帰ってきた。 高度な作戦、悔しい犠牲……今、壮絶な「雪合戦」の火蓋が切られる!! そして、ついに“海岸のダンジョン”の攻略へ。力を合わせて試練に挑む一行が出会った女性は、始祖さんの――!? 頑張れ、始…

「勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。3」くろぬか(Mノベルス)

スタンピードを先導し、クランと孤児院も設立したことで一気に規模が大きくなったパーティ「悪食」。北山、東、西田の3人はギルドからの依頼をこなしつつ、異世界の食材を美味しく調理して強くなっていく。 そんななか、3人を助けた「姫様」から「とある人を…

8月の読書メーター

読んだ本の数 :9 読んだページ数:2828 ひとけた! 来月は増えるはず。 今月のベスト 「義妹生活6」三河ごーすと(MF文庫J)

「義妹生活6」三河ごーすと(MF文庫J)

ハロウィンの魔力に惑わされるように恋人同士の温もりを求めた悠太と沙季。 表向きは今までと同じ距離感を保ちながらも、その関係の在り方には確かな変化があった。 互いの誕生日、サプライズとすり合わせ、クリスマス、初めての年越しと、里帰り。 プレゼン…

「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち (4)」佐島勤(電撃文庫)

『九校戦』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負が繰り広げられる。 大会六連覇がかかっている一高も熱気に包まれていた。新人戦クラウド・ボールの選手に選ばれたアリサも練習に余念がない。コンディションは万全。後は本番を迎…

「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 VIII」支倉凍砂(電撃文庫)

いがみ合う王子たちを馬上槍試合をもって仲裁したコル。ウィンフィール王国内での争いが終息したのも束の間、コルたちの前に使者が現れる。使者の目的は八十年ぶりに開催される公会議に、“薄明の枢機卿”の出席を請うものだった。 公会議開催の真偽確認をカナ…

「隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった4」雪仁(電撃文庫)

「俺が作った料理を幸せそうに食べてもらえるの、好きだなって思ったんで」 一人暮らしの高校生、夏臣は留学生で隣室に住む少女、ユイに合鍵を渡して正式な交際を始めていた。季節も秋が過ぎ冬へと向かうころ、進路決定のため、将来はどんなことをしたいのか…

「三角の距離は限りないゼロ8」岬鷺宮(電撃文庫)

二重人格の終わり。それは「秋玻」と「春珂」、どちらかの人格の消滅を意味していた……。 「矢野君が、選んで?」 「選んでくれた方が、残ります」 わかっていたことだった。それでも、あまりに残酷なその結末に、僕は答えが出せないままでいた。 いよいよ境界…

「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4.5 Summer Stories」燦々SUN(角川スニーカー文庫)

新たな恋のはじまりを予感させた夏合宿。しかし、アーリャさん達の夏はまだまだ終わらない! ――有希の催眠術で政近が溺愛系イケメンに?予想外のスキンシップに妹と従者は悶絶寸前! ――アーリャさんの激辛修行、向かったラーメン屋には意外な人物がいて?――妹に…

「居酒屋ぼったくり おかわり! 3」秋川滝美(アルファポリス)

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。 名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。 全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編…

7月の読書メーター

読んだ本の数 :10 読んだページ数:3266 辛うじて二桁。来月はもっと少ないかもしれん。 今月のベスト2 「継母の連れ子が元カノだった 9 プロポーズじゃ物足りない」紙城境介(角川スニーカー文庫) 「ぼくらに嘘がひとつだけ」綾崎隼(文藝春秋)

「サマータイム・アイスバーグ」新馬場新(ガガガ文庫)

真夏の三浦半島沖に現れた巨大な氷山――それが、運命を変える夏の始まりだった。三浦半島にある高校に通う進、羽、一輝。かつては仲の良いグループだった三人は、一年前のある事故が原因で、今はぎこちない関係が続いていた。ある夜、進は氷山が出現した海岸…

「私はあなたの涙になりたい」四季大雅(ガガガ文庫)

全身が塩に変わって崩れていく奇病“塩化病”。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、ひとりの少女と出会う。天才的なピアノ奏者である少女の名は、五十嵐揺月。彼女のピアノに対する真摯さと、その繊細な指でいじめっ子の鼻をひねり上げる奔放さに、八雲…

「あおとさくら」伊尾微(GA文庫)

クラスになじめない高校生・藤枝蒼。彼は放課後通い詰めていた地元の図書館で、一人の少女と出会う。 「私の名前、教えてあげよっか」 「いいよ、別に」 日高咲良と名乗る彼女は、明るく屈託がなくよく笑う、蒼と対照的な少女だった。通う高校も違えば、家も…

好きラノ2022年上期 投票

好きラノ2022年上期に参加させていただきます。 10作品選ぶほど読んでいないのと(6月まで66冊)、長期シリーズに何度も投票するのもどうかと思うので、新作・単発作品に絞って5作品だけ投票します。 「学園の聖女が俺の隣で黒魔術をしています」和泉弐式(…

「はたらく魔王さま! おかわり!!」和ヶ原聡司(電撃文庫)

「カレーってどうやって食べる?」 きっかけはクラスメイトとの些細な会話だった。 ごはんの上にかける、混ぜる、バラバラに食べる。世の中には色々あるらしい。 そんな日に訪れた、いつもと変わらない賑やかな魔王城。 その日の献立は奇しくもカレーで……!? …

「ミミクリー・ガールズ」ひたき(電撃文庫)

2041年。人工素体技術《ミミック》が開発され幾数年。 作戦中の事故で重傷を負ったクリス大尉は、素体化手術を受け前線復帰……と思いきや術後どうも体の調子がおかしい。 鏡に映った自分を見るとそれはさらさらヘアーの良く似合う――美少女で!!?!? 謀略と怨嗟…